2019年11月11日、清教学園の創立者の一人である中山 昇先生が94歳の生涯を閉じ、天に召されました。
学園では、中山 昇先生への心からの感謝を覚え、2020年1月11日、先生が最も愛しておられた場所の一つである清教チャペルにて、ご親族にもご臨席いただき、先生のご生涯を偲ぶ会を執り行わせていただきました。
偲ぶ会の当日は、卒業生、在校生、教職員、保護者、学園関係者をはじめ、300名を超える方々が、中山先生のお人柄を慕い、清教学園に集まってくださいました。
第一部では礼拝をささげ、また第二部では中山先生による最後の授業等の記録動画の上映や中山先生との思い出を語るスピーチが行われました。参加者一人ひとりの温かな気持ちが織りなした清らかな雰囲気は、中山先生が常に願ってこられた「共につくり上げる学園」そのものでありました。
会の終了後には、参加者から「今日は、むしろ中山先生の笑顔に見送られ、清教の丘から家に向かうような思いがする」との声も聞かれました。一人ひとりを大切に思い日々祈りを捧げてこられた中山先生の温かさを皆が改めて覚える日でもあった、そんな偲ぶ会となりました。
中山昇先生の思いを胸に、生徒たち一人ひとりが「賜物を生かして互いに仕え合う」ことのできる人生を送っていくことができるよう、これからも清教学園は教育活動に真摯に努めさせていただきます。
[偲ぶ会(第二部)で紹介された記録動画より]