清教学園中・高等学校合唱部 |
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ごあいさつ
合唱部について
みなさま、こんにちは!清教学園中・高等学校合唱部です。合唱部は「声を合わせ、心をひとつにして、聴いてくださる方の心に響くうたをうたう」ことをめざして、
演奏会の開催やコンクールへの出場を中心に、活発に活動しています。
合唱部は、中高一貫校の特色を生かして、中学生・高校生が一緒に活動しています。
毎日トレーニングウェアに着替え、サーキットトレーニングなども行っている、少し体育会系(?)な文化部です。
歌が好き、音楽が好き…そんな部員が集まって、楽しく充実した毎日を送っています。
勉強との両立のため、学期中は中学は水曜日、高校は水曜日と木曜日が休みです。朝練・昼練もありません。
日曜日や祝日・休日も約半分は活動しますが、残りの半分は休みです。そのかわり、練習時間は集中して効率よく練習しています。
練習内容は、基礎練習(トレーニングや発声練習など)、パート練習、全体練習で、部員中心に練習を進めています。
演奏会やコンクールなどで歌う曲は、選曲ミーティングを開いて、みんなで話し合って決めています。
その中で、積極性や協調性、自主性などが育っていきます。
「声が出ない」「上手く歌えない」「楽譜が読めない」などを心配する必要は全くありません。入部した時はほとんど全員が初心者ですが、
先輩たちが優しくていねいに教えてくれるので、だんだん上手に歌えるようになります。
そして、部活動を通じて協力し合い、本音で語り合い、一緒にいろいろなことを乗りこえていくうちに、お互いがかけがえのない「仲間」になっていきます。
人間の「声」は最高の楽器です。その声を合わせ、美しいハーモニーを生み出すのが合唱です。
合唱は一人ではできません。仲間が必要です。そして、みんなが「心」をひとつにしなければなりません。
仲間とともに「声を合わせ、心をひとつにする」とき、本当に素晴らしいハーモニーが 生まれるのだと思います。
合唱部のめざすもの(部活動として)
合唱部は学校の部活動ですから、活動の目的は「部活動を通して充実した良い学校生活を送り、人間として成長する」ことです。
そのために、まず第一に「きちんとした生活を送る」こと、第二に「しっかり勉強する」こと、第三に「真剣に部活動に打ち込む」ことをめざしています。
誠実であること、真摯であること、人との信頼関係を大切にすること。
約束を守ること、時間を守ること、欠席や遅刻や忘れ物をしないこと。
笑顔でしっかりと挨拶や返事ができること、きちんとした言葉づかいができること、友達や先輩・後輩と良い人間関係を築けること。
相手の話を真剣に聞いてきちんと受け止めること、自分の考えや気持ちを言葉にしてはっきりと伝えること、
みんなで話し合ってさまざまな意見をひとつにまとめていくこと。相手を思いやり、相手の気持ちに寄り添うこと。
目標を決め、具体的な行動計画を立て、目標に向かって日々努力を積み重ねてゆくこと。失敗を恐れずチャレンジすること、失敗から学ぶこと。
苦しいときでも決して投げ出さず我慢強く努力を継続すること、喜びをみんなで分かち合うこと。
時間を有効に使っててきぱきと仕事を進めること、常に周囲に気を配り、自分から仕事を見つけて素早く行動できること。
自分のことよりもみんなのことを優先し、自分のためでなく人のために行動できること。
いつも、感謝の気持ちを忘れないこと。合唱部では、音楽以前に、このような、人として大切なことを大事にしたいと考えています。
合唱部のめざすもの(音楽団体として)
音楽は、本来、楽しむものです。人の生活とともにあるものです。
生まれたばかりの赤ちゃんを抱いたお母さんが子守歌を歌うとき、その歌を聴いた人はきっと安らかな気持ちになるでしょう。
卒業式で、卒業を迎えた生徒たちが合唱するとき、そこに居合わせた人々は、彼ら、彼女らのこれまでの日々とこれからの人生を思い、胸を熱くするでしょう。
うれしいとき、悲しいとき、音楽はいつも私たちのそばにあります。そこでは演奏が上手か下手かなどは問題ではありません。
しかし一方で、私たちは素晴らしい演奏にふれたとき、感動し心を打たれます。
演奏会に行き、そこで魂がふるえるような音楽を聴いたときの幸せは、何ものにもかえがたいものです。
そして、そのような演奏は、厳しい訓練とたゆまぬ努力によってはじめて可能になるのです。
私たち合唱部は、音楽団体として、そのような演奏ができるようになりたいと願って、活動しています。
そして、自分たちの技術と音楽性を磨くために、またそれを通して人間性を磨くために、演奏会を開催し、コンクールに挑戦しています。
演奏会は、聴いてくださるお客さまがおられてはじめて成り立ちます。演奏する側の自己満足の演奏ではなく、聴く人の心に響く演奏でなければなりません。
しかしそれは簡単なことではなく、そのような演奏をするための練習は、とても苦しいものです。
コンクールは厳しいものです。時に残酷ですらあります。どれほど一生懸命がんばっても思うような結果が得られず、悔しさのあまり涙することもめずらしくありません。
しかしそのような苦しさ、厳しさを乗り越えたところにこそ、本当の音楽の美しさ、歌う喜びはあるのです。
そしてまた、そのような美しさ、喜びをもった演奏でなければ、聴いてくださる方の心に感動を与えることはできません。
私たちは、そのような音楽をめざして活動しています。自分たちが音楽を楽しむだけでなく、「本当に良い音楽を演奏する」こと、そして
「聴いてくださる方の心に響くうたをうたう」ことをめざして、日々、ひたむきに努力を積み重ねていきたいと思います。